世界一ヘタなのを自称しているし、間違っても自分が優れたNuRADユーザーだとは微塵も思わない。ひと言でいうとそんな感じの1年でありました。
んでんで、ゆうべもプロやエンドーザーのかたがたの真似をしてハンドレストを曲げてみたりしてみたものの、ストラップなしで構えるのって難しいな、と。全然別の楽器の持ち方になるな、と。
サックスとかクラって、楽器を構えたときの基本的な形ってあるじゃないですか(じゃないですか話法)。その基本ができた上でプレイヤーの肉体的な個人差に合わせた姿勢や持ち方がある。ジャズ方面ではかなりフリーダムな感じになってるかたもおられる。
さてEWI。サックスやクラと似た形をしているので必然的に同じようなポジションで構えることになりますよね。ただまぁ「押さえる」ではなく「離す」のを意識した持ち方にはなるわけですけども。
で、NuRAD。さー困った。どっやって持ってますか?
カブトガニだのなんだのと揶揄されますが、両手を同じ高さで左右対称にキープして構える楽器ってなにがあるのかな。ハモニカ、ちょっと違うか。アコーディオン、は左手が大きく動くね。うーん。もしかして楽器の歴史始まって以来初の形態なのか? そんなことないか? そういう意味ではお手本になるものがないかも。
さらに手。
ちょっと話がずれますが、弓道では左手(弓手)(ゆんで、と読むらしい)の形が重要で、その弓を握る形や整え方は「手の内」と呼ばれ門外不出のノウハウだったそうです。
そんで(わたくし付属のハンドレストを曲げるのは怖かったのでAmazonでアルミ棒を買って)ぐにゃぐにゃやっていて気がついたんですけど、ストラップだけで構えているときと、ハンドレストだけで構えてるときとでは、手の、形が、違う。
なんで気がついたかっていうと、ミスタッチでAになってしまうことがあったbisキーの誤爆がなくなったこと。おやおやと思って、気にして持つようにしたら、ストラップで構えたときよりもハンドレストで構えたときのほうが「指が寝ていて」「手首が立ってる」。
これは面白い! 奏法にも影響ありそう!
だからどうした的なものかもしれないし、慣れも個人差あるし、そりゃまあ各人好きなようにやればいいじゃんってのはあるけども、これは奥が深そうです(笑)。