WindSynth覚え書き(半袖

およそ世界で一番技術が十分でなく、演奏の出来が悪いさまを。

ウィンドシンセと外部音源 その5

3)ソフトウェア音源のインストール
星の数ほどソフト音源はありますが、ウィンドシンセで使うことが前提なので、ええと、Kirinoさんのページ https://note.com/windsynth/m/md6c120b17608 を参考に
インストールしましょう。一度にたくさんインストールするとなにが何やらわからなくなるので気をつけましょう。
ちなみにわたくしはプリセット音色原理主義者なので、あまり自分で音を作ることをしないので、ウィンドシンセ専用音源を使うことが多いです。たとえばEVI-NERやLyrihron-2です。
また、それぞれのメーカーでインストールの作法がことなることがありますので十分に注意してください。そもそも英語なので、DeepLなどの翻訳アプリも用意しておくと助かる場面もあるかもしれません。
さらには、メーカーとはいっても個人でやっているところも少なくありません。
なので、ユーザー登録などに時間がかかることがしばしばあります。なんとなく休んでたとか、ビジネスパートナーともめていたとか、ホリデーシーズンでセールをやっていたためなんか面倒になったとか、開発・販売・配布をやめたとか……。
お互い人間なので、あまりカリカリせず、のんびりやりましょう。日本の感覚でやりとりをすると話がかみ合わなくなることもあるかもしれませんね。気をつけましょう。
 
で、ここで終わっちゃうのもアレなので、伝説のシンセサイザーOberheim SEMのエミュレートした無料音源を鳴らしてみましょう!
最初に、あなたのウィンドシンセMacにあるいはWindowsに接続します。EWI5000をお使いのかたはとりあえず「br(Lr)」に設定しておきましょう。わたくしはEWI5000を持っていないので、マニュアルをよく読んでおいてください。NuRAD、NuEVI、MWiCのかたはなにもしなくてOKだと思います。
 
では、こちらからSEMをダウンロード、インストールします。
Synthesizer Expander Module | Cherry Audio 
Windows版とMac版があります。
 
この音源はスタンドアローンDAWを使わなくても単体で動作する)でも動くので、いきなり立ち上げちゃいます。もちろんMainStageやDAWから使っても問題ありません。
アプリの上の方に歯車ボタンがあるのでそれを押して設定画面を開きます。次にAUDIO/MIDIを押すとACTIVE MIDI Inputにあなたのウィンドシンセがあるので、それにチェックを入れます。右上の×ボタンで終了します。
それから、歯車ボタンの隣にMIDIボタンがあります。これを押して、左側になんか設定画面が出ていると安心できる人もいるかもしれないです。
そしてMIDI Learn! なにはなくともMIDI Learn!
MIDI Learnは「このつまみのコントロールをどのCCでやるか覚えさせる」便利機能で、いろんな場面で出てくると思いますのでぜひ覚えておきましょう。
アプリ左側一番上のMASTER VOLUMEつまみの上でマウスを左クリックし、「MIDI learn」を選択します。
そしてウィンドシンセに息を吹き込みます。そうすると画面左側にMaster-Volumeの項目が出現し、Type ccでValueが2と出てくる、はず。これでボリューム(音量)を息でコントロールできるようになりました。
さらに、これで満足せず、ウィンドシンセの真骨頂、息による音色変化を設定します。
VCFのFREQUENCYつまみの上でMIDI Learn。もう一度息を吹き込みます。するとVCF-FREQUENCYがtype ccで2が設定される、はず。
これで終了! なにか吹いてみください。音が出て、音量と音色が変化すれば成功です。適当に名前をつけて保存しておきましょう。音色はものたりないかもしれませんが、それはまた別の話。まずはいろいろつまみをいじりながら吹いてみて、アナログシンセの仕組みを覚えましょう。1度音色を保存しているのでなにをやっても元に戻せます。気に入った音ができたら別の分アマをつけて保存するのを忘れずに。
 
ではちょっと休憩しましょう。