3)ソフトウェア音源のインストール
星の数ほどソフト音源はありますが、ウィンドシンセで使うことが前提なので、ええと、Kirinoさんのページ https://note.com/windsynth/m/md6c120b17608 を参考にインストールしましょう。一度にたくさんインストールするとなにが何やらわからなくなるので気をつけましょう。
また、それぞれのメーカーでインストールの作法がことなることがありますので十分に注意してください。そもそも英語なので、DeepLなどの翻訳アプリも用意しておくと助かる場面もあるかもしれません。
さらには、メーカーとはいっても個人でやっているところも少なくありません。
なので、ユーザー登録などに時間がかかることがしばしばあります。なんとなく休んでたとか、ビジネスパートナーともめていたとか、ホリデーシーズンでセールをやっていたためなんか面倒になったとか、開発・販売・配布をやめたとか……。
お互い人間なので、あまりカリカリせず、のんびりやりましょう。日本の感覚でやりとりをすると話がかみ合わなくなることもあるかもしれませんね。気をつけましょう。
最初に、あなたのウィンドシンセをMacにあるいはWindowsに接続します。EWI5000をお使いのかたはとりあえず「br(Lr)」に設定しておきましょう。わたくしはEWI5000を持っていないので、マニュアルをよく読んでおいてください。NuRAD、NuEVI、MWiCのかたはなにもしなくてOKだと思います。
では、こちらからSEMをダウンロード、インストールします。
Synthesizer Expander Module | Cherry Audio
アプリの上の方に歯車ボタンがあるのでそれを押して設定画面を開きます。次にAUDIO/MIDIを押すとACTIVE MIDI Inputにあなたのウィンドシンセがあるので、それにチェックを入れます。右上の×ボタンで終了します。
それから、歯車ボタンの隣にMIDIボタンがあります。これを押して、左側になんか設定画面が出ていると安心できる人もいるかもしれないです。
ウィンドシンセの真骨頂、息による音色変化を設定します。
VCFのFREQUENCYつまみの上でMIDI Learn。もう一度息を吹き込みます。するとVCF-FREQUENCYがtype ccで2(あるいは74など)が設定される、はず。
これで終了! なにか吹いてみください。音が出て、音量と音色が変化すれば成功です。適当に名前をつけて保存しておきましょう。音色はものたりないかもしれませんが、それはまた別の話。まずはいろいろつまみをいじりながら吹いてみて、アナログシンセの仕組みを覚えましょう。1度音色を保存しているのでなにをやっても元に戻せます。気に入った音ができたら別の分アマをつけて保存するのを忘れずに。
ボリュームではなくてフィルターの開閉だけで音量も変化するのはちょっと不思議な感じもするかもしれませんが、正しい動作です。
ではちょっと休憩しましょう。